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琉球帆布の藍染製品 そのニ

こんにちは 沖縄の風です。

我々琉球帆布の藍染製品はどのようにして出来ているのかを明らかにすべく、スタッフが向かった先は、、、、

沖縄本島北部 国道58号線沿いの集落・源河。

そう、 沖縄本島北部・名護市源河です、、、!

(やんばるの森を堪能しに通ることは度々あっても中々足を踏み入れたことのない地域にワクワクどきどきのスタッフ。)

訪れた際に少しだけ地域内の橋に降り立って景色を眺めていると、、、

目の前に海。

水面にうじゃうじゃと魚の群れが!釣りが好きな方には堪らないスポットなのでしょうか。

さて、影の立役者との約束の時間がやってきたので

事前に頂いていたマップを頼りに、いざ。

ジブリ宮崎駿の世界観たっぷりな緑の小道の先に。。。

緑豊かな小道を抜けると、一軒の家が見えてきます。

「こんにちはー!琉球帆布のスタッフですー!」

と、家の中に向かって声をかけると、、、

「あー初めまして!今日はよろしくお願いします。」

とにこやかな笑顔の男性が顔を覗かせて挨拶して下さいました。

爽やかな笑顔が眩しい 琉球藍染ちょく工房の加藤直也氏。

ここ、名護市源河で男手一つで

琉球藍の栽培から染め、オリジナル商品を作っている

琉球藍染ちょく工房の加藤直也さんです。

我々琉球帆布と加藤氏は実に6年ほどの繋がりがあり、

代表が「加藤さん(の藍染)なら安心してお任せできるから。」

と、深い信頼を置いている我々琉球帆布を支えてくれている

もうひとりの大切な職人さんなんです。

藍染に欠かせないリュウキュウアイ。

初対面な上、急遽藍染について取材させて欲しいなどと半ば押しかけてきたスタッフに対して

とても丁寧に、

それこそ私が予想していなかったささやかなサプライズ(!)まで準備下さったのには

スタッフ、驚きを隠せず興奮してしまいました。。。

加藤氏のささやかなサプライズとは一体なんなのかについては

この後、判明します。

さて、本題に戻ります。

我々が委託している藍染は加藤氏がひとりで栽培から染めまでをこなして納品して下さっています。

琉球藍。

名はよく耳にはすれど、お恥ずかしながら実物を一度も見たことがありません。

と正直に伝えると加藤氏、すぐさま敷地内に栽培している琉球藍畑へ案内して下さいました。(優しい。)

この黄緑色のリュウキュウアイ

わっ!大きい!

想像上は小ぶりでわさわさとさりげなく生えているものなのかなと予想していた為、葉の大ぶりさに驚くスタッフ。

「実はですね、この黄緑色の方の琉球藍ではなくて

日陰の、さらに大ぶりで

深緑色をした方の琉球藍を(染めに)使うんですよ。」

と加藤氏が指を指した方向へ目を向けると、、、、

葉が大きく陽に当たっていない為、深緑色をしています。

さらに大ぶりの琉球藍が目の前に!

陽が当たらないだけでこんなにも雰囲気が変わるんですね。

同じ植物なのに葉の色がこんなにも深い色合いなるとは。

いちいち驚き散らしてばかりのスタッフへ、加藤氏はにこやかに

「このバケツの中なんですが・・・」

と、

大きな石をのせたバケツを見せてくれました。

「こちらには、昨日僕が刈り取った琉球藍が水に浸かっています。

どうなっているか、見てみましょうか。」

石と角材を退けて中を覗くと、、、、、

心臓が口から飛び出そうな程、美しい青!

「、、、、綺麗すぎじゃありませんか。。。」

思わず仕事中であることを完全に忘れ、加藤さんによる世界で一番美しいバケツの中身に魅入るスタッフ。

「一晩で、、?水だけでこんなに青色がつくんですか?」

感動と興奮のごちゃ混ぜな感情のまま、加藤さんに率直に疑問を投げかけてみました。

「つきますねぇ。この状態で日を置いて次に葉っぱを取って

消石灰を入れて、攪拌(かくはん:液体と固体を均一に混ぜ合わせるの意味)

していくんです。すると泡がさらに青くなっていくんですよ。

、、、、今日はその様子は時間上お見せできませんので、後日こちらのバケツの様子をお写真でお見せしますね。」

スタッフの疑問に答えてくれるだけでなく、この世界一美しいバケツのその後の様子まで気にかけてくれる加藤さんのやさしさにじーんときたスタッフです。

「あ、ちなみになんですが。この摘み取って水に浸したての琉球藍の中身はUさん(うちの代表)にも見せたこと無いですねぇ。

わざわざここまで足を運んできて下さったので、なかなか見れないものを見て下さったほうがいいかと思いまして。」

!!!!!!!?

なんとも嬉しいサプライズを用意して下さった加藤さん。

気配りのできる素敵な職人さんだなと、この一連のやり取りを経て感じました。

(と同時にこれは代表に自慢できるネタが出来たぞ、と謎の高揚感が湧き出てきたスタッフの心中はここに書き捨てておきます。)

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※そして後日、加藤さんより送られてきた画像がこちら!

葉や茎を取り、消石灰を入れて攪拌され

泡が青くなっています。

アイスクリームのようなふっくら感。

その後、茶色で透明な上澄み液を棄てると、、、

底に手を入れてみると泥藍が出来ていました。

この泥藍があれば、こちらの藍は成功(染められる)との事。

染料として使用するべく、この後この泥藍に小麦ふすまを加えて発酵させていくのだそう。

※お忙しい中、世界一美しいバケツのその後のご報告、誠にありがとう御座いました※

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スタッフがじーんと感動しているその隙に、

加藤さんは素早い手つきでテーブルの上に何かを広げ始めます。

「では、早速こちらの帆布を藍に染めていきましょうか。」

我々がいつも加藤氏に染色依頼をしている11号帆布。

そうでした、そうでした!

今日は琉球帆布の藍染を実際に見ることが目的でした。

気を取り直して、

水で一度洗われた11号帆布の前に立ち、カメラを構えます。

慣れた手つきで帆布を手に取る加藤さん。

「琉球帆布さんの帆布は、大きい、ので野外でこのようにテーブルや椅子を出して染めていますね。他の、例えばコースターとかストールとかの小物類は家の中でも出来るのですが。そこも(琉球帆布の)他とは違う点ですね。」

言われてみると、

大物で分厚くて

且つ、洗って水を含んでいる分、更に重量も増した帆布は

扱いが慣れている方でなければ大変そうだな、と感じます。

だからこそ代表の、「加藤さんになら、安心してお任せできるから。」

と口にした言葉の真意が少しわかったような気がしました。

いよいよ、、、!

さて、次回いよいよ帆布が染められていく様子をお届けしたいと思います。

同時に、沖縄の風Instagramの方でも加藤さんによる琉球帆布・藍染めの様子をリール動画で配信します。そちらも是非、ご覧下さいますと幸いです。

沖縄の風

某スタッフより

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